ポンド円133円まで暴落

アブダビ投資庁の買い、あるいは欧州系銀行の利益確定の売りによって
一時139円まで暴騰したポンド円ですが次第に値を切り下げ現在133円付近をさまよっています。

一時的に上昇した後もユーロの短期的なリスク後退感が高まった事で
ユーロが買い進められ連れてポンドも底固く推移しレンジの高値で踏みとどまりました。この上昇で2ヶ月前から続いたトレンドラインが破られトレンドの転換がささやかれました。
その直後にポンドのゼロ金利政策の示唆やドルのゼロ金利への移行が
発表された事で急速に下落し現在のレートにいきつき弱含んでいます。

トレンドラインの示す角度での下降はなくなったものの依然として
下げトレンドは継続と考えられます。
ユーロポンドがパリティには確実に行くと思われるので(金利差が拡大する事も予想されるため逆転も濃厚)ポンド円は中期的には100円を目指す動きになると思われます。


ビッグ3の救済先送りの影響

ビッグ3の緊急支援が確定し140億ドルの資金援助がGM、フォードに供給される事になりました。(クライスラーは資金的な余裕があるので
融資を見送り)一時的に融資を決定して目先の破綻を回避したものの、
構造的な改善のために必要な資金供給の目処はオバマ政権誕生後に先送りされました。

ビッグ3が赤字に陥った原因には巨額の人件費、原油の暴騰によって相対的に燃費の悪い自動車の売れ行きの減少した事などが主に挙げられます。

巨額の人件費(トヨタの期間工にあたる従業員の時給25ドル=3000円、
10億円の役員報酬など)を削ろうとすると自動車労組の抵抗が予想され
簡単にはいかないでしょう。また、燃費の良い車を開発・製造するためには開発コスト・年単位の期間・製造ラインへの設備投資などが必要で
巨額の資金が必要です。その必要なお金の総額が1400億ドルといわれています。
10兆円を超える規模の資金を援助するわけですから、貸し倒れにならないように慎重に公的資金援助後の計画書を検討する必要があり検討のための長期の時間がいるはずです。

だから数週間でこの問題が一気にかたづく事は考えにくく数ヶ月先に問題を先送りする可能性が高かったわけで問題の先送りは予定調和だったという見方が大勢を占めています。
この決定を受けて短期的にはダウ先物が上がりクロス円も上昇する可能性がありますが中期的には下げトレンドに吸収され安値を目指していく方向は変わらないという見方が機関投資家の間で一致しています。



ポンド円大幅下げのターンか?

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先週はシティ公的支援、金融対策、オバマ氏の経済対策への期待からNYダウ先物が07年11月以来の5連高を記録し連動して為替も堅調な推移を示しました。

トレンドラインを引けば分かるようにちょうど今、日足のレジスタンス
上部にローソク足がかかっています。ここでこれまでの流れのように
レジスタンスで跳ね返せば下げトレンド継続で今週は先週の上げ幅分を下げて140円台前半〜130円半ばまで値を下げ来週から130円割れを
目指す展開になる可能性が高いでしょう。

基本的に不況が始まったばかりの状況ですから一時的にダウが5連高もしたので火曜日からはさすがに下げてくると思われます。ダウに連れて為替も下げ、また4日に金利下げが観測されている事も手伝って金利下げ分を織り込む動きもあり、今週はカナリ高い確率で下げ基調で週末を迎えるでしょう。8日にビッグ3の救済案の議決があり、恐らく可決される見通しでそこでいったん反転して数円上げたあと弱いファンダから下げ基調に転じるでしょう。
というかSしてるので大幅に下がって欲しいw
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